今週の「it horse」京都2歳S勝利/グレイル(牡2)の血統、今後のローテーションは?

11/25(土)の2歳中距離重賞、京都2歳ステークス(GⅢ)
圧倒的1番人気のタイムフライヤーを
ゴール前、2番人気のグレイルが差し切って優勝!

出典:netkeiba.comより

2戦2勝で勇躍、来年のクラシック戦線の主役に躍り出た!

いやぁ、武しゃん復活ですねぇ。
好調のクリスチャン(ルメール)を差し切ったもんだから
これで翌日のキタサンブラックも確勝だと思ったら
今度はボウマンかよ…

血統の詳細はこちら

以下、武豊騎手のコメント

強かったですね。直線で手前が替わらなかったり、
全体的にまだ走りがしっかりしていませんが、
そのなかでこれだけ走れるし、楽しみ。
素質を感じます。
前回は道悪で勝ってくれて、今日は良馬場でも勝ってくれた。
いい馬ですね。前走より10秒以上速いタイムで勝ちましたね

以下、野中調教師のコメント

びっくりするくらいまだ馬ができ上がっていない。

本当に良くなるのは4歳(!)

…これは驚いた。
この馬のポテンシャルは底知れないらしい。
確かに、正直ここまでやるとは、という感じである。

ハーツクライ産駒らしくコーナーの曲がり方がぎこちなく
最後の直線入り口では、タイムフライヤーの
セーフティーリードかと思ったが、エンジンがかかった途端
大外からぶっ飛んできた末脚にビビった。

血統的にも単なる早熟馬ではなく
非常に成長力のありそうな血統。

まだまだ馬が出来上がっていないということで
ここからのさらなる成長に期待

今後のローテーションは?

順当なら暮れのホープフルS(GⅠ芝2000m)だろうが
個人的にはここであまり無理をして欲しくない。

騎手・調教師からのコメントにもあるように
この馬の本領発揮は、おそらく来年以降。

じっくり育成し、成長を促せば
ジャンダルム、ワグネリアンという2歳の
実績上位馬だけではなく

父ハーツクライの果たせなかった
キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(芝2400m)
のような欧州主要芝レースを賑わすような
超大物になれる素質は充分に兼ね備えている。

ここからの大きな飛躍に期待である。

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