今週の「it jockey」京阪杯勝利/吉原寛人騎手(金沢所属)の成績、主な騎乗馬(※過去にはヤラズ疑惑も)

11/26(日)の京阪杯(GⅢ京都芝1200m)は、
果敢に先手を奪った9番人気の伏兵ネロ(牡6・森)
昨年に続く逃げ切りで連覇を達成。

鞍上の金沢競馬所属吉原寛人騎手JRA重賞初制覇
この日3勝の固め打ちで存在感を存分にアピールした。

最近は安藤勝己騎手から始まった
地方競馬騎手が中央競馬に移籍する流れも
だいぶ落ち着き、地方競馬所属のまま
中央でも騎乗しているのは五十嵐冬樹騎手(北海道競馬所属)
ぐらいだったが、久々に地方競馬所属騎手の重賞勝利。

今回は、JRA重賞初勝利を飾った
金沢競馬職の吉原寛人騎手に
フォーカスを当ててみよう。

目次

吉原寛人騎手の通算成績

出典:金沢競馬 official ページより

吉原騎手は1983年10月26日生まれの34歳。
地方競馬金沢競馬場の宗綱泰彦厩舎所属。

JRAでの通算勝利数は11勝だが
地方競馬では通算2123勝(11/28現在)を
挙げている金沢競馬を代表する名騎手である。

今回の京阪杯優勝馬のネロを管理する
森秀行調教師との繋がりは深く
2006年にアグネスジェダイ
ドバイ遠征を敢行した際(ドバイゴールデンシャヒーン/6着)
の鞍上にも指名されており、10年以上前から
JRAの関係者にも騎乗技術の高さは伝わっていたようだ。

森センセーの慧眼、恐るべし(´ω`)!
である…。

吉原寛人騎手の代表騎乗馬

2010年・2011年・2015年・2016年と
4度(!)の年度代表馬に輝き、今年の6月に
惜しまれつ引退した「金沢競馬史上伝説の名馬」
ジャングルスマイル(牡11歳)。

出典:netkeiba.comより

82戦39勝という素晴らしい成績なのに
種牡馬になれず引退後は
乗馬倶楽部に移籍したんだって(´;ω;`)

ジャングルスマイルと同世代で金沢競馬史上に残る名馬
ナムラダイキチ(2012年度代表馬)と死闘は
金沢競馬ファンを熱くさせた。

特に2011年の北國王冠での両頭のガチバトル
金沢競馬史上に残る名レースとして評価が非常に高い。

そのジャングルスマイルの鞍上にいたのが吉原寛人騎手である。

またそれ以外にも、大井競馬所属
2014年京浜盃(SⅡ)、羽田盃(SⅠ)、東京ダービー(SⅠ)
を制して、NARグランプリ2014の3歳最優秀牡馬に選出された
ハッピースプリントの(当時の)主戦騎手でもあった。

さらに2016年にはソルテ(大井所属)
さきたま杯(交流GⅡ)を中央馬相手に完勝し
ソルテは2016年NARグランプリ年度代表馬に輝いた!

このように吉原騎手は金沢競馬以外でもその手腕を十二分に発揮している。

吉原寛人騎手にまつわる噂…

こう見てみると腕は超一流で地方No.1との呼び声が高く
地方競馬を代表する名馬たちの手綱も取り
その名を轟かせようとする吉原騎手だが
ややきな臭い噂も耳にする。

それは、
ヤラズ疑惑(つまりは八〇長)である。

2013年~2014年ごろに金沢競馬廃止論と共に浮上した
非常にグレーな疑惑。このグレーな疑惑に吉原騎手が
関わっていたのではないかと噂されている。

今となっては憶測の域を出ないが
地方を代表する名騎手に
このような噂が付きまとうことは
ファンとしては非常に悲しい。

これからも色々な競馬場に遠征し
ファンの記憶に残るような名馬たちに跨り
素晴らしいレースを繰り広げてほしい。

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