水沢競馬でフジノフェアリーの噛みつき事件発生!血統や競争成績を調べてみた!【馬楽園的ニュース】

世間では日本ダービーも終了し、
2019年の夏競馬もいよいよスタート。

夏競馬と言えば、新馬戦やサマーシリーズなど
普段のGⅠレースとはまた違った趣を感じる季節でもある。

私は、
小倉2歳Sの終わりと共に
その年の夏休みの終わりを認識するような
学生生活を送っており(←どんな学生だ)
ボコボコに荒れた8月の最終週の小倉競馬場なんかには
何とも言えない哀愁を感じてしまうタチなのだ。

で、6月デビューの注目の新馬を探していたところ
netkeibaよりこんなニュースが飛び込んできた。

【地方競馬】

  水沢で併走馬への噛みつきにより降着が発生

   11日の水沢競馬第6R・C2一組(ダ1400m・9頭)に出走した

フジノフェアリー(牡11、岩手・高橋純厩舎)は、

決勝線直前で併走馬マイアヴァロン(牡10、岩手・工藤裕孝厩舎)に

噛みついた

これがなければ4位入線のマイアヴァロンは2位入線のフジノフェアリーに

先着できたと認められたため、フジノフェアリーは4着に降着となった。

この件についてフジノフェアリーは調教不十分により30日の出走停止、

調教師は戒告・賞典停止4日となった。

   (出典:netkeiba.com)

w|;゚ロ゚|w ヌォオオオオ!!

噛みつきグセという意味では、
1996年のフェブラリーS(GⅠ)の勝ち馬
シンコウウインディなんかが有名ではあるが

「レース中に噛みつきが理由で降着」とは
過去に聞いたことが無い。

…ということで調べてみました。

馬楽園的イチオシ名馬
ラニ大先生を超えるチンピラ馬の出現に期待したいところですな。

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で、実際のレース映像がこちらです。

レース映像1.33を拡大すると…

はい、噛みついてます(`・ω・´)キリッ

パトロールビデオはこちら

9番のフジノフェアリーが2番のマイアヴァロンの
鼻っ柱あたりに、ガブリッと噛みついているのだ。

私(管理人)の競馬歴も25年を迎えようとしており、確かに今まで
他馬に噛みつきにいった馬
というのは見たことがある。

しかし、実際に噛みついた馬というのは
初めてお目にかかった。

私(管理人)が青春時代に読ませて頂いた
漫画「優駿の門」ではそんな描写があったように記憶しているが
現実世界でこのようなことがあるとは…。

この「実際に噛みついた馬」
フジノフェアリーとはどんな馬なのだろう。

フジノフェアリー(牡11歳) 134戦21勝

出典:jbisサーチ

2010年デビューのフジノフェアリー。
(ちなみに、フェアリーとは妖精という意味である。
 名前の意味と、やっていることが真逆である。)

同期生には、
歴代最強スプリンターロードカナロア
がいる、老いて盛んな11歳馬。

2015年に盛岡の重賞、シアンモア記念で2着という実績がある。

血統表はこちら。

出典:netkeiba.com

近親に、
地方高崎競馬の英雄
タマルファイターがいる血統である。

さすがに11歳馬ということで3代前の血統に
インターメゾ(1970年代の名種牡馬)の名前があるなど
新しいとは言えない血統構成である。

11歳と言えば、人間でいうと40代半ば。

ちなみに、もう一方の「噛みつかれた馬」
マイアヴァロンも10歳馬。

ひょっとすると、2頭のおっさん競走馬同士
人間には分からない感情を持っていたのかもしれない…。

11歳、10歳まで走っているというのも
何とも馬主孝行な競走馬たちではあるが

他馬を抜かせまいとする有り余る勝負根性(?)を武器に
一日でも長く、そして無事に走ってほしいものである。

競馬の噛みつき事件

今回、興味がわいたので
「競走馬のレース中の噛みつき」というのを
調べてみた。

2017年に園田競馬で
ハクユウカンベエがスザクに
噛みつきにいった映像があったので紹介しよう。

そしてまたもう一つ

2016年の同じく園田競馬で
ショーストームがメイショウクノイチに
噛みつきにいった映像がこちら。

噛みつきにいったショーストームを
メイショウクノイチの吉村智洋騎手が
思いっきり鞭で叩き落としており
当時話題になったようだ。

この時の吉村智洋騎手も
噛みつきに来た馬を引き離すように
咄嗟に鞭を繰り出しており

また噛みつきにいったショーストームの田中学騎手も
完全に手綱を持っていかれており
両騎手ともに恐怖を感じたのではと推測される。

まとめ

今回のような
「他の馬を噛みつきにいく」という行為は
競走馬の本能的な部分が出ているのだと思う。

我々素人は、こういった映像を見ていると
面白さや楽しさを感じてしまうのだが
実際に騎乗している騎手は競走馬のこういった
突発的な行動に対処するのは大変だと思う。

とにかく、一人の競馬ファンとして
これがきっかけとなる落馬事故や重大なアクシデントが
起こらないように祈るばかりである。

また、今回主役となった2頭も
身体が持つ限り、頑張ってもらいたいものである。