【皐月賞2019】ニシノデイジーを全力で応援する!勝浦正樹騎手の2019初勝利をGⅠで!

昨年(2018)の皐月賞は、
「アイトーンがサニーブライアンになる!」
と言ってみたり

「オウケンムーンに漂う血統浪漫!」
と言ってみたり

今思うと、
恐ろしく恥ずかしい予想で
「そりゃー、当たらねぇわ(´・∀・`)ヘッ」
と周囲からバカにされたのも仕方ない。

しかし!

懲りずに2019年皐月賞の
イチオシ馬を大胆(?)に予想する!!

馬楽園的イチオシ馬は
ニシノデイジー勝浦正樹のコンビで
決まりだっっ!!

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目次

ニシノデイジー(牡3歳) 6戦3勝

出典:日刊スポーツ

ニシノデイジーは昨年7月夏の函館でデビュー。

デビュー戦こそ2着に敗れたものの
未勝利⇒札幌2歳S(GⅢ)⇒東スポ杯2歳S(GⅢ)
破竹の3連勝

札幌2歳Sは6番人気での勝利だったが
「フロックだろ?」というファンの声もあり
東スポ杯でも人気が上がらず
8番人気という支持だったが
大方の予想を裏切り見事に勝利!

中距離の2歳重賞を2連勝し
「これは来年のクラシック候補だ!」
という声が上がったものの

年末のGⅠホープフルSでは
サートゥルナーリアの3着に敗れる。

3歳初戦の弥生賞では1番人気に推されたものの
重馬場も合わずに4着に敗れてしまった。

既に
「単なる早熟馬だったんじゃないの?」とか
「重賞2連勝はフロックだわ」みたいな声が
ポツポツと聞こえてきている気がするが…

そんなニシノデイジーの血統表がこちら。

出典:netkeiba.com

父:ハービンジャー
母:ニシノヒナギク
母父:アグネスタキオン
という血統。

2019年にもなると
アグネスタキオンという名前すら
遠い昔のように感じるが
母系に注目してほしい。

3代前の血統表にこんな名前が。

父:セイウンスカイ
母:ニシノフラワー

(゜ー,゜*)ジュルルル

なんと香ばしい名前ではないか。

セイウンスカイは1998年の
クラシック二冠馬(皐月賞・菊花賞)

スペシャルウィークキングヘイローと鎬を削り
特に横山典弘騎手とのコンビで華麗な逃げ切りを決めた
菊花賞の記憶は今でも鮮やかに蘇る。

しかし、種牡馬としてはさっぱり人気が出ず
(欧州の重厚な血統の父系が嫌われたため)
既に種牡馬としては廃用となっている。

そんなセイウンスカイの血が
GⅠに出走するような馬に流れているとは…。

ニシノフラワー
1991年の阪神3歳牝馬S
1992年の桜花賞、スプリンターズSとGⅠを3勝。

1990年代初頭を代表する快速娘として
知られた名馬である。

セイウンスカイ・ニシノフラワーの共通点は
生産者が「西山牧場」であるということ。

現在の「ニシノ」軍団の総帥は西山茂行オーナーだが
西山牧場は父の西山正行さんが創設された。

今では馬の生産を終了しているようだが
ニシノデイジーの母系には
「ニシノ軍団」の故・西山正行氏と西山牧場
現オーナーの西山茂行氏の歴史が脈々と受け継がれている。

このような馬を応援するのが
馬楽園の役目ではないだろうか!

ちなみに馬楽園も西山茂行オーナーのブログ
よく拝見させて頂いております…。

老け込むにはまだ早い!「最終の勝浦」の意地が見たい!

出典:サンスポ

そして鞍上は
勝浦正樹騎手である。

1997年のデビュー以降
成績的は「関東の中堅騎手」というポジションでありながら
3年目に重賞初勝利、6年目の2002年には
テレグノシスとのコンビでGⅠ初勝利。

以降もコンスタントに重賞勝利を重ね
派手さはないが、渋く活躍する
関東のベテランジョッキーである。
(※通算勝利数885勝)

しかし、勝浦正樹騎手と言えば
「最終の勝浦」である。

メインレースが終了した後の
その日の最終レース(だいたい第12R)で
人気薄でもやたらと上位に持ってくるなどの
活躍からその異名がついた。

既に2000年頃にはファンの間でも
「最終の勝浦」で知られており

実際にウインズ後楽園
「最終レースでは、
勝浦買っときゃ大丈夫だ(`・ω・´)キリッ」

でかい声で語っていた歯の抜けたおっちゃんを見ている。

1日でどれだけ負け続けても
最終レースで勝てば御の字。

「最終の勝浦」は、そんな関東の鉄火場親父たちの
財布のピンチを何度も救ってきているのだ(たぶん)。

と例年、非常にコンスタントな活躍をしていた
勝浦正樹騎手だが…

2019年はなんと未勝利(゚ロ゚ノ)ノ!
(4/11現在)

理由がよく分からないがここまでのスランプは
おそらく初めてではないかと思われる。

しかし、年齢的にもまだまだ充分やれるし
先週日曜日の福島メイン、米沢特別(1000万下)でも
8番人気の馬で2着と、当然腕に衰えも感じられない!

ここは
2019年初勝利がGⅠ制覇という
出津孝一元騎手ばりのドラマを期待しようではないか。
※2004年の中山大障害(J・GⅠ)がその年の初勝利

ニシノデイジーの追切後のコメントでも

馬と、良い信頼関係を築けたと思います

と語っているため。満足な結果が出たのではないだろうか。

前走の弥生賞は極悪馬場で度外視!

相手は強いが、ここで一発!

頼むぞ勝浦正樹!!

まとめ

やはり相手の1番手は
サートゥルナーリアだろうか。

他にも2歳チャンプのアドマイヤマーズ
3連勝中のサトノルークス、ダノンキングリー
安定感のあるアドマイヤジャスタなど
相手は非常に強いが

西山オーナーと「ニシノ」軍団の夢を乗せて
ニシノデイジーには大きく飛躍してほしい。
勝浦正樹騎手と共に!

セイウンスカイが応援してるぞ!!